ようやくという感じもありますが、
千島学説で言われている腸造血説が学術的にも認められてきたようですね。
ヤフーニュースにも取り上げられています。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181205-00010010-newsweek-int&fbclid=IwAR0FG4MiMVuJFpb8ThthZ_zJZBJArBZkcK0oFHZjAcKoTDZHYMo1Q6_JWXM
腸で造血がされているという説を腸(内)造血説といい、日本の生物学者で医学博士でもある千島喜久男氏(1899-1978年)が提唱したことで有名な説です。
腸内造血説は、千島博士が提唱した独特の8つの主要な原理からなる千島学説に登場する代表的な原理の一つです。千島学説をかいつまんで要点だけ以下に解説します。
①(赤血球)造血は骨髄ではなく小腸の絨毛で起こる
②すべての細胞(体細胞、生殖細胞、さらにがん細胞など)も赤血球から分化し、条件により後戻りもする
③病原体は感染ではなく体内で自然発生もする(感染を否定している訳ではない)
④細胞は細胞分裂で増えるのではなく新生する
⑤一生の間に、環境によってはぐくまれた形質(獲得形質)は子孫に遺伝する
⑥進化は進化論「適者生存」ではなく、同種あるいは異種の生物間の共生現象である
⑦私の(生命)弁証法は、唯物弁証法と唯心弁証法を止揚し統一したもの
このように、千島学説は現在の主流の西洋医学とはかけ離れた説ですので、西洋医学的には完全否定され、いわゆる「トンデモ理論」とされています。
しかし、一部のマクロビオティックの指導者やソマチッド健康論の方、代替療法、その他自然療法を指導されている方にはとても支持されている考え方になります。
この千島喜久雄さんと同時期にいた方として科学者の楢崎皐月さん(静電三法、カタカムナ)やマクロビオティックの創始者桜沢如一(無双原理)さんなど自然の摂理、宇宙の法則などを研究されていた方は皆同じようなことをおっしゃっています。
その中でも記憶にあるのが、元素(原子)転換という言葉
☆元素(原子)転換とは☆
動物や植物などの生体の内部では、環境が整うことにより、生体に必要な反応が低エネルギーで効率よく行なわれている。
たとえば生体内では、酵素やバクテリアなどによって、ある元素がまったく別の元素に変化しているのです。
酵素により、体のあちこちで酸化・還元という化学反応が起こっている訳です。
千島さんはルイ・ケルブランの原子転換の本を訳しています。
「ニワトリにカルシウムを全く与えないと、殻のない卵を産むようになったが、カルシウムは遮断したままカリウムを与えると、カルシウムの殻に包まれた卵を産むようになった。ニワトリの体内で元素転換が行われている。」
人間のカラダの中でもきっと同じことが起きていて
それを起こしているのが腸なのではないかと思うのです。
なので腸を整える発酵食つまり微生物を採ることの重要性をお伝えしています。
こんな例もあります。
長崎の爆心地で、玄米と塩と味噌汁で原爆症(放射能)を抑え込んだ医者がいた。
秋月辰一郎氏という方ですが、玄米、味噌などの発酵食品、塩などによって、腸内の乳酸菌、光合成細菌(塩、玄米、味噌などの発酵食品が栄養源となり増える)が活性化して、放射能を吸着除去排出したのではないかと思います。
微生物はミニマムヒーロー
計り知れないものを感じますね。
今年も味噌づくりや納豆作りのWSを開催します。
準備ができたらお知らせいたしますね。
【おススメ本】ちょっと難しいですが。。。